屈強でたくましい形だがお酒を注ぐ時そのしなやかさに驚く。
お酒は均一な水の流れとなり音も立てずぐい呑にダイブする。
なめらかな動きとこの見た目のアンマッチに酔いは回る。
何度も何度も薪を入れ、何日もかけて温度を上げ続け窯の中で暴れる炎に巻かれ、舞い散る灰が積もり
溶けた灰がゆったりと時間をかけて冷える。
これらの条件が重なった時にだけこの器は生まれる。
作品 信楽片口
作家 藤本秀 hide fujimoto
素材 陶土
サイズ 縦約8.5cm
横約11cm
高さ約9.8cm
重さ約330g
容量約300cc
※こちらの作品は共箱が付いておりません。もし共箱ご希望の場合は受注制作(+2000円)となり、納品まで2週間前後お待ち頂くこととなります。ご購入の際に備考欄に共箱希望とご記入下さい。折り返しご連絡致します。
1954年 滋賀県生まれ
1973〜1983年 油絵制作
1987〜1992年 木や草による造形・制作
1990 野焼きによる作陶をはじめる
1991 信楽の陶工房で働く
1995 信楽雲井の山中に穴窯を築く
以降各地で個展開催
湯呑 cup
鉢 bowl
皿 plate
酒器 sake
茶器 tea
陶箱 box
花器 flower
その他 other
ガラス glass