武士のステータスでもあった器。
萩焼は枯れゆく美しさを持ち、変化する器として
武士たちの激しい日々の中、光を浴びた器のひとつ。
現代も歴史を含み、背景を変えながら生まれ育つ。
原料となる土や、釉薬の原料の石などを可能な限り
自分の手で掘り確かめ、歴史に潜む真実に向き合い
穴窯にて焼きあげた近藤亮介さんのぐい呑。
こちらの器の特徴として
土が粗いため浸透性や保水性が高くなっております。
土と釉薬との収縮率の違いからできる貫入
という細かなヒビから水分が浸透します。
それが景色となり色の変化となります。
萩の七化けとも言われる萩焼の魅力です。
じんわりと染み渡る瞬間をどうぞ見逃さずにお楽しみください。
※注意
使用後は、よく手洗いをされた後、充分に乾燥させて収納下さい。
乾燥が不十分ですとカビの原因となります。
作品 萩写ぐい呑(共箱付)
作家 近藤亮介 Ryosuke Kondo
窯名 芽子生窯 Hagyugama
素材 陶器
サイズ 径 約7cm
高さ 約5.3cm
重さ 約82g
容量 約75cc
1985年 京都府生まれ
2007年 同志社大学卒業
2008年 京都府立陶工高等技術専門学校卒業
2009年 藤田登太郎先生に指示をうける
2011年 津軽金山焼で働く
2014年 奈良市で薪窯をつくる
湯呑 cup
鉢 bowl
皿 plate
酒器 sake
茶器 tea
陶箱 box
花器 flower
その他 other
ガラス glass